コラム
保証協会付融資が借りにくくなっている?【2021年最新情報】
さいたま市浦和の銀行融資サポートセンターです。
先日、顧問先の社長様から融資を検討したいと相談を受けました。
いくつかの銀行から既に融資を受けていて、運転資金として準備をしたいという事でしたので、お付き合いのある銀行担当者へ連絡をしました。
もちろん決算書を提出しましたが、試算表も欲しいとの連絡があったためお渡ししました。
保証協会付融資の現状
その後、何点か質問事項を承りましたが、今までの融資申請の進行と若干違う点があることに気が付きました。
率直に申し上げると、令和3年4月以降、保証協会付融資が借りにくくなっています。
特に過去1年間保証協会付融資を借りた会社が、融資の申し込みをすると、保証協会の担当者が直近の決算書だけではなく最新の試算表の内容について質問してきます。
内容は以下のものでした。
①前回の融資を何に使ったか
②仮払金や貸付金について
③現金勘定について
④今後の売上や利益の見込
銀行の担当者は会社の社長様に質問しますが、答えられずに会計事務所に振ります。会計事務所が口頭で答えると銀行の担当者は、その通り保証協会に答えます。
今まではほとんどそこで終わっていたのですが、最近は裏付けのある資料の提出を求められることが多くなりました。
今後は会計事務所が、会社の経理部長や財務部長として決算書と試算表の内容を説明する役割が増えてくると思います。
当社で社外財務部長というサービスを用意していますので、ご興味がある方はお問い合わせください。
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